働きたいけれど就活したくないというのが本音。(みんなの本音ですね!)
就活に疲れた、最終面接に落ちたなど、働く意欲はあるのに「就活もうヤダ」の理由はそれぞれだと思います。
では、就活を経ての新卒採用以外に社会に出て働くにはどんな道があるでしょうか。
ここでは、インターンシップ制度を利用する方法、就職をせずにいきなりフリーランスを選ぶ場合、また、進路が決まらない学生には、思い切って休学して考える時間を設けるといった方法を考えてみましょう。
インターンシップ制度を利用する
最近では、日本でも多くの企業が学生向けのインターン制度を導入するようになりました。
インターン制度は、特定の業界や職業に興味があるが、まだ具体的に何をしたいか決めかねている学生にとって特に有用です。では、具体的にどのようなメリットがあるでしょうか。
まず、興味のある業界や職業を理解する良い機会です。就活ではわからない現場での実際の経験は、その仕事が自分に合っているかどうかを確認するのに役立ちます。
また、インターンシップは、特定の業務スキルを習得し、経験を積む絶好の機会でもあります。
これは、キャリア形成において有利になるばかりでなく、履歴書や職務経歴書にも反映できるので、今後の仕事探しの機会において有利です。自分が実務経験を持つ有望な候補者だとわかれば、興味を示す雇用者は増えるでしょう。
加えて、インターンシップは業界のプロフェッショナルとの接触機会を提供してくれるため、そのネットワークを築く機会となるのもメリットです。こうした関係は、将来、キャリアアドバイスを求める際の資源となります。
一方、インターンを選ぶうえでは注意しなければならない点もいくつかあります。
まず、時間と労力の問題です。
特に学期中にインターンシップを行う場合、学業と両立させることが難しい場合もあるでしょう。自分の時間をうまく管理し、学業とのバランスを取ることが重要です。
また、インターンシップが必ずしも正社員への道を保証するわけではないことも理解しておく必要があります。
メリット
- 何を仕事にしたいのか分からない人に
- 今後の仕事探しの参考になる
- 履歴書や職務経歴書にも反映できる
デメリット
- 必ず正社員になれる保証が無い
- 時間と労力がかかる
起業やフリーランスになる
自分自身のアイデアやビジョンを具現化するための道として、起業も選択肢の一つです。
資金調達やビジネス計画の作成など、多くの挑戦が待ち受けていますが、成功すれば大きな達成感と自己成長を得ることができます。
自分のスキルと時間を自由に使いたい人には、フリーランスの方が良い選択肢となるでしょう。
特に、デザイナーやプログラマー、ライターなどの専門的なスキルを持っている場合、会社に縛られることなく、収入と自由な時間を手に入れることができます。
ただし、いずれにせよ自分自身で仕事を作り出すとともに、直面する問題を解決する能力が求められます。
税金の管理も自分自身で行わなければなりません。よって、この道を選ぶ場合は、専門的なスキルを磨くとともに、自己管理能力を身につけることが重要です。
メリット
- 何をするのも自由
- 会社組織に束縛されない
デメリット
- 常に自分のスキルを磨く必要がある
- 自己管理能力が必要
- お金がすぐに稼げない(安定しない)
休学しちゃう?
休学を利用して自己啓発をする、または、自分が何をしたいのかを見つめ直す時間を持つことも有効な方法となるでしょう。
休学期間を利用して、海外でのボランティアや留学、または、新たなスキルを学ぶために大学とは別の専門学校などで学ぶのも自分自身の知見を広げるのに役立つでしょう。
さまざまな経験を通じて自分自身を理解し、将来の目標を見つけることができます。ただし、休学は時間と費用がかかるため、十分な計画と準備が必要です。
メリット
- 自分を見つめ直す時間ができる
- 新しい事にチャレンジができる
デメリット
- お金がかかる
NPOやNGOに就職する
社会貢献に興味があるなら、NPO(非営利組織)やNGO(非政府組織)での働き方も考えられます。
これらの団体で働くにももちろん一定の選考プロセスがあります。
しかし、これらの団体では、通常の企業の新卒一斉採用とは異なる形で、年間を通じて随時採用を行うことが多く、また採用の基準もさまざまです。
具体的な経験やスキル、熱意や情熱がより重視される傾向にあるので、働きたいけれど就活したくない人に向いている面があるでしょう。
メリット
- 社会貢献ができる
- 意欲があれば就職できる
デメリット
- 給料水準が低い
- 理想としていたキャリアとのギャップがある
- 一般企業への転職が難しい
まとめ
働き方は人それぞれ。
就活しないのも一つの選択です。
ただ就活しない選択肢を選んだとしても、それぞれ一長一短。
くせつ20何年働いている自分から、おこがましいですがアドバイスを言うとすれば、20年後、30年後を考えて選択を。(20何年なんてあっというまです。)
あなたにあう選択ができますように!
もし最終面接に落ちて就活に嫌気がさし、本記事「働きたいけれど就活したくない」にたどり着いたのであれば、学生の皆さん、あきらめるのはまだ早い!
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