高収入でも精神的、肉体的にきつい仕事はなかなか続かないもの。
無理をして続けても、心身の健康を崩してしまうことも。
そのため、「給料安い楽な仕事はないかな」と転職を考えている人もいるのではないでしょうか。
そんな方のために、給料の安い楽な仕事の特徴を確認し、実際にそのような仕事を選ぶメリットとデメリットを考えていきましょう。
給料安い楽な仕事の特徴
給料が安くて精神的に楽な仕事は、さまざまな特徴を持っています。
まず、楽な仕事の多くは、通常、特別なスキルや専門知識を必要としないことが特徴。
たとえば、一部のエントリーレベルの事務職や小売業などは、マニュアルがあって初めての人でもすぐにできるようになります。
いきなり現場に入っても、学びながらすぐに成長できるので、一般的にストレスが少なく、楽な仕事だと言えるでしょう。
また、精神的に楽な仕事は、しばしば時間のプレッシャーが比較的少ないことも特徴です。
これは、データ入力のような仕事や、夜間の警備員のような仕事で見られる傾向です。
これらの仕事では、必ずしも厳格な締め切りに追われるということが少なく、自分のペースで仕事を進められるため、それほど過度なストレスがかかることはありません。
さらに、給料が安いとはいえ、好きなことを仕事にしている場合、精神的な負担が軽減されることがあります。
たとえば、スポーツや趣味のインストラクターや、動物の世話をする仕事、あるいは、図書館の司書など、特定の興味や情熱にもとづいて選んだ仕事なら、経済的な報酬が低くても、精神的な満足感を提供してくれるはず。
もちろん仕事である以上、どんな仕事にもその仕事特有のストレスや困難が存在します。
しかし、自分にとって最適なバランスを見つけることができれば、給料が低くても精神的に満足する仕事を見つけることができます。
給料安い楽な仕事のメリット
やっぱり、給料が安くて精神的に楽な仕事を選ぶことのメリットとして、まず最も大きなものはストレスが比較的少ないこと。
高収入の仕事は、しばしば高い責任感や過密なスケジュールを伴うことが多く、これが大きなストレスに。
一方、給料が安くて精神的に楽な仕事は、そこまで高い責任感を要求されることは少なく、また通常の業務時間では終わらないような無理なスケジュールをあまり課せられません。
自分もその昔、「寝て・起きて・会社に遅くまで残業する。家よりも会社にいる時間の方が長い(そして残業代貰えない)」という生活だったので、すごく分かります。
何のために働いているんだろうって、なりますよね。
給料は安いけど楽な仕事がいいな〜と自分もストレス・残業がない「給料安いけど楽な仕事」をしていた時があります。
本当に仕事にウンザリしているけど、でも働かなければならない時は「楽な仕事で、一時心を休める」のは、アリだと思います。
給料安い楽な仕事のデメリット
一方、デメリットとして最大なのが経済面です。
給料が低いと日々の生活でキュウキュウとしてしまうことがありますし、将来のための貯蓄もなかなか困難になります。
また、金銭的な安定性がないと、不安やストレスが増大する可能性にも注意です。
さらに、給料が低い仕事は、キャリアアップの道筋がはっきりしていないか、または、どんなに経験を積んでも一切キャリアアップする機会がないこともあります。
転職当初は楽ですが、長期的な視点から見ると、自己成長や能力開発の機会を制限する可能性があるため大きなデメリットになり得ることです。
給料が安いことが自己肯定感に影響を与える可能性もあります。
社会的には、しばしば収入が自己の価値や成功の指標として認識されることが多いのではないでしょうか。
そのような俗物的な価値観から解放されている人は問題ありませんが、高収入の人に嫉妬しやすい人は注意が必要です。
後は、楽な仕事は辞めづらい事が問題です。
だって楽だから。
いつの間にかに自分だけ取り残されて、スキルが必要な高収入の仕事とは縁遠くなり頭を抱えるはめに。。(コレ実体験です。)
その昔、実際に楽な仕事から辞められなくなって頭を抱えたことになった自分としては、一時楽な仕事で心を休めるのはアリですが、ある時点で楽な仕事をしながらでも「エイヤッ」と奮起して、スキルUPに力を入れることをオススメします。
まとめ
激務に追われて心身共に疲れているのに、それでも働かなくちゃいけない時は、一時的に楽な仕事をしながらでも自分の心を癒やしていきましょう。
ただ楽な仕事は辞めにくいのが特徴。
楽な仕事は、金銭的な安定性がないことで、後々不安やストレスが増大する可能性があります。
自分のように楽な仕事を続けたため「金銭的な不安」「将来の不安」で頭を抱える前に、「楽な仕事をしながらもスキルUP」「気持ちが落ち着いたら責任ある仕事に戻る」など、早めの対策をとることがオススメ。
自分のライフスタイル、価値観、将来の目標などを考えて、よい選択をしてください。